2018年5月8日火曜日

ノルレボQ&A

Q.緊急避妊薬ノルレボが入手しにくい状態なのか。
A.「産婦人科でないと処方されない」「ノルレボの値段が1万5千円と高い」ことから、入手しにくいと考えます。これをOTC化することで薬局で相談すれば処方してもらえるようにすることで、「産婦人科が遠い・休診日でも処方してもらえるようにする」「ノルレボの値段を海外並みに低く抑える」ことを目指しています。

Q.緊急避妊薬ノルレボの副作用が気になる
A.ノルレボ自体強い副作用はありません。そのため、医師の指示・注意はほとんど必要ありません。
低用量ピルのような血栓症の副作用はありません。中用量ピルのような吐き気や頭痛もほとんど起こらないか起きても症状は軽いです。

Q.緊急避妊薬より性教育が先ではないか
A.詭弁(藁人形論法)です。緊急避妊薬と性教育は別物です。
それに、性教育の内容を変えるには何年もの時間がかかります。緊急避妊薬は専門部会の決定次第で早く実現が可能です。それに、性暴力被害者の人権を考えれば優先度は緊急度は緊急避妊薬が高いです。
性教育の改訂には、政治家の反発や文科省の教育内容の決定・時間割の確保等で時間が相当かかるため、その間性犯罪被害者・避妊失敗した人の対応がおろそかになるため、緊急避妊薬の市販化が先でないと被害者対応・中絶する人のためにならないです。

Q.コンドームの代わりに緊急避妊薬ノルレボを使えと言う男が出るのでは
A.それは避妊に非協力的な行為であり、そのような人と長く付き合えるわけがありません。それにコンドーム・低用量ピルよりお金がかかってしまいます。

Q.性病対策がおろそかになるのではないか
A.性教育の充実が図られない限り、現状と変わらないと考えられます。できることは、性病検査の啓発でしょう。性病検査は医療機関だけでなく保健所でもできるので、パートナー同伴で検査することをお勧めします。

Q.性犯罪被害者の精神的ケアが考えられていない
A.これは緊急避妊薬ノルレボの普及とは違うものであり、性犯罪被害の司法問題とPTSD対策が主なもので、警察案件・精神科案件のものです。ワンストップセンターの充実が図られることで解消されるべきものです。そのワンストップセンターも都道府県単位での普及からであろうことから、婦人科へ行くよりもハードルが高くなる可能性は高いでしょう。
妊娠対策としては、一刻も早く緊急避妊薬を服用すべきであり、ワンストップセンターへ行くのも、婦人科へ行くのも時間を要するものに変わりありません。


関連リンク


ピルとの付き合い方
http://finedays.org/pill/

すぐに必要な時がある。緊急避妊薬ノルレボを市販薬に!
https://ec-otc.blogspot.jp/

緊急避妊薬ノルレボの市販薬化について全力で答えるQ&A
http://afterpill.yu-nagi.com/

緊急避妊薬「ノルレボ錠」を市販化するお話
http://moi-m.com/?p=2498

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