2013年6月30日日曜日

【メモ】チラシの裏的、TPPをにらんだ著作権のライセンス案

昨日(2013年6月29日)にニコニコ生放送で、TPPの知財に関するシンポジウム「日本はTPPをどう交渉すべきか 〜「死後70年」「非親告罪化」は文化を豊かに、経済を強靭にするのか?【TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム】」が放送されました。

この中で、主に問題として取り上げられたのが、「著作権保護期間の死後50年から死後70年への延長」と「非親告罪化」です。
これについて、私なりに考えた勝手な妄想の提案をつらつらと書いてみようと思います。


2013年6月24日月曜日

【メモ】子どもの成長過程の目線から、何が必要で何が駄目かを考えてみよう

根本的なことかもだけど、子どもにとって不健全なこと、子どもに害のあることって何かを列挙したものってあるのだろうか。
子どもの心身の発達と、その際に子どもが必要とすること・気をつけるべきことを列挙できたら、年齢別にどのような状態が健全であるかの目安はできると思う。もちろん、何らかの障害があれば、それは例外ではあるが、その例外を考えるきっかけにもなるだろう。
そもそも、大人目線だけで「これはけしからん」で図書類の規制の判断をするからおかしなことになるわけで、子供の成長に合わせて考えたら、大人にとって不快でも(性教育等の)教育とセットで閲覧できるメディアを増やすのが、本当の意味で健全な子どもが育成できると思う。
子供の心身の成長を考えたら、18歳未満を一緒くたにして、図書類等を規制すること自体に無理があるんだよ。



他に自分のツイートで気になったの


2013年6月24日


「けしからん」というのは、他人の権利侵害がない限り主観的な意味合いが強く、ほとんどが「自分(達)は嫌い」と同じ意味になると思う。だから「けしからんから規制・禁止」というのは「自分(達)は嫌いだから規制・禁止」と同じになってしまうと思う。それは正しいのか?


2013年6月26日


「性道徳」で検索すると、大抵「純潔主義」「倫理」に行き着く感じ。あと、宗教的な考えも出てくる。
なぜ純潔でなければならないのか、なぜ子作り以外の性行為が倫理的に問題があるのかとなると、理由で出るのは予防方法のある「性病の問題」くらい。
大抵が「けしからん」のような感じ。
「けしからん」の感覚が、戦時中の「贅沢は敵だ」「欲しがりません勝つまでは」のような精神論の匂いがするように私は思う。そして、「けしからんことをする者」に厳罰を求める(まるで非国民がそこにいるように)。そんな「正義を振るう自分」に酔っているのかもしれない。
性について、感情論の「けしからん」で罰しようとする限り、性に関する問題は解決しない。性は、身体の成長と密接な関係があるため、医学的・システム的に考えていかないと、性の問題は解決しない。

私の知る限り、性の問題について改善されているところは、性教育やコンドーム・ピルの普及などの教育・社会システムから性に関する対策が整えられた国で、性に関して問題の発生しているところは、けしからん性情報の規制や性教育をしていないなど感情面で対策された国や地域。

だから「性道徳」「性倫理」「けしからん」という言葉で、性について安易に対処することは、性に関する問題をよりひどくしかねないと思っている。




2013年6月23日日曜日

子ども、恋して、性に触れる・・・人は生まれてから死ぬまで恋をする

前もって言うけど、30歳超えても童貞だったから。恋は今も昔も苦手だから。

人はいつから恋をするようになるのか。私は、たぶん産まれて家族以外の誰かと出会うようになってから恋をする可能性があると思っている。

私は、幼稚園児の頃(それよりも前からかな)、女の子に恋をしてた。そして、小学校一年生の頃に女の子からラブレターをもらっていた。あと、テレビのバラエティー番組を見ている時に、幼稚園児の子が好きな子にキスをするのを見たことがある。ネットで検索すると、保育園児でもキスをするらしい。
これは偶然だけど、小学校2年生くらいに、横をふっと見ると偶然並んでた女の子の胸を見てしまったことがあって、ドキッとして目をそらしたことがある。このことから考えても、少なくとも自分には小学校低学年から性的な好奇心があったと思っている。
ネットで調べると、小学校入学した位からエッチなことに興味を持つことは珍しくないことらしく、早いと幼稚園児くらいから性的なものに興味を持つらしい。つまり、第二次性徴期のずっと前から、性的なものに興味を持つことは当たり前にあるということ。

だからといって、小学生にむやみやたらとポルノ画像を見せることがいいかと言えば、そんなことは(特に現状は)するべきではないと思う。自分の幼児期は、上半身裸の女性のポスターがどこかの店内にあったけど、恥ずかしくて見ていられなかった。
中高生でのポルノの扱いは極めて微妙だと思う。性教育で「子育てができる社会人になるまで、セックスはすべきでない」と教えるまで、建前としてポルノは見ない方がいいとは思う。でも、現実社会の中高生で性行為をする子がいる以上、早めに「社会人になるまではセックスするな」と教える必要がある。
なぜ、中高生でセックスをする子が出てくるかといえば、性メディアの影響もあるだろうが、男性の場合、性欲を司るテストステロンの働きが急増し、18~20歳にほぼピークに達するから。女性の場合はゆるやかに上昇するが(詳細は不明だが、副腎からテストステロンの分泌はあるし、女性ホルモンのエストロゲンが分泌されると性に対する抵抗感を和らげる)。性ホルモンバランスの面から見ても、中高生はセックスする可能性がある。
実際、援助交際(売春)をする女子中高生は、報道を聴く限り後を絶たない。セックスをする男子中高生もおそらくいるだろう。
私が、「中学生の頃にセックスしたことがある」と聞いた相手は、どう見ても当時不良学生の典型(たぶん、暴走族に入ってたと思う)で、成年向けコミックやゲームとはほとんど無関係にしか見えなかった。
つまり、どう転んでも小学校高学年以前には「社会人としてお金を稼ぐ前に、AV・ポルノ画像・成年向けコミックやゲーム等の真似したりして、セックスはしないこと」ということを性教育等で教えて、18歳未満の性行為をする人を減らす努力は、本来必須なのである。
そうした教育もしないで「中高生がポルノ等を見ている。けしからん。規制しろ。」と言っても、子どもが性的に健全に育つはずがない。たとえ中高生からポルノを完全にシャットアウトできたとしても、本能としての性欲は、どこかにはけ口を求めていく。(前出で、もうそのはけ口は示された訳だが)
つまり、中高生年代でポルノをシャットアウトすることは、(医学・生理学的に)性ホルモンバランスの面から考えると、極めて危険に見える。性欲と欲求不満が重なって、目の前に異性がいたら…。だから、代替手段としてのポルノというのは、特に男性については個人的にありだと考えている。
もちろん、女子中高生もなんらかのおかずみたいな存在はあるべきだと思う。

メディアからの性情報の害悪性を指摘する人がいるかもしれない。でも性に限らず、あらゆる情報には良い面も悪い面もある。だから、性情報の一面としてのわずかな害悪性をもって規制をかけることは、自分が無知であることをさらす行為だろう。
あるいは、無知でいるふりをして、規制を達成させるかもしれない。

人は生まれてすぐに恋をする可能性を持っている。生まれてから死ぬまで恋をする可能性があるんだ。そして、いつ性に関心を持ってもおかしくない。だから、性教育に早すぎるというのは本当はない。当事者の子どもたちの多くは、性に関する正しい知識を求めていると思う。
恋をしている(子どもを含めた)人たちは、相手を性的に見ているのは間違いない。だって、相手に触れたいから、相手の手を握りったり腕を組みたいから、キスしたいから、抱きしめたいから…

2013年6月18日火曜日

中江みかよ先生の「小学生のヒミツ」第1巻の感想

中江みかよ先生の「小学生のヒミツ」第1巻読みました。掲載雑誌は講談社の「なかよし」です。5話ありまして、うち4話が性教育の範囲に絡むものだと思います。ただ、この作品は性教育作品というより、女子小学生が生活する上で悩んでいること全般のことを取り上げてるものと思っています。
以下、若干ネタバレありですので、要注意。