子どもの心身の発達と、その際に子どもが必要とすること・気をつけるべきことを列挙できたら、年齢別にどのような状態が健全であるかの目安はできると思う。もちろん、何らかの障害があれば、それは例外ではあるが、その例外を考えるきっかけにもなるだろう。
そもそも、大人目線だけで「これはけしからん」で図書類の規制の判断をするからおかしなことになるわけで、子供の成長に合わせて考えたら、大人にとって不快でも(性教育等の)教育とセットで閲覧できるメディアを増やすのが、本当の意味で健全な子どもが育成できると思う。
子供の心身の成長を考えたら、18歳未満を一緒くたにして、図書類等を規制すること自体に無理があるんだよ。
他に自分のツイートで気になったの
2013年6月24日
「けしからん」というのは、他人の権利侵害がない限り主観的な意味合いが強く、ほとんどが「自分(達)は嫌い」と同じ意味になると思う。だから「けしからんから規制・禁止」というのは「自分(達)は嫌いだから規制・禁止」と同じになってしまうと思う。それは正しいのか?
2013年6月26日
「性道徳」で検索すると、大抵「純潔主義」「倫理」に行き着く感じ。あと、宗教的な考えも出てくる。
なぜ純潔でなければならないのか、なぜ子作り以外の性行為が倫理的に問題があるのかとなると、理由で出るのは予防方法のある「性病の問題」くらい。
大抵が「けしからん」のような感じ。
「けしからん」の感覚が、戦時中の「贅沢は敵だ」「欲しがりません勝つまでは」のような精神論の匂いがするように私は思う。そして、「けしからんことをする者」に厳罰を求める(まるで非国民がそこにいるように)。そんな「正義を振るう自分」に酔っているのかもしれない。
性について、感情論の「けしからん」で罰しようとする限り、性に関する問題は解決しない。性は、身体の成長と密接な関係があるため、医学的・システム的に考えていかないと、性の問題は解決しない。
私の知る限り、性の問題について改善されているところは、性教育やコンドーム・ピルの普及などの教育・社会システムから性に関する対策が整えられた国で、性に関して問題の発生しているところは、けしからん性情報の規制や性教育をしていないなど感情面で対策された国や地域。
だから「性道徳」「性倫理」「けしからん」という言葉で、性について安易に対処することは、性に関する問題をよりひどくしかねないと思っている。
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